質問:日独文化交流そしてボランテイア活動の中心、多世代交流のシンボルを担っている竹の会の活動は何でしょう?
答え:「折り紙」
そう大正解!
とはいえ、コロナ前に活動会場としていたZentrum Plus Oberkassel の来場者制限が出てから活動を休止して早1年。このままでは鎮火どころか活動自体が消失してしまうのでは?と危惧し、これまで「Zoomで折り紙なんて無理でしょ」という危惧を覆し、2021年3月18日に、まずは日本人グループ4人で練習会もどきでZoomで折り紙しました。その感想は、
「興奮!」「出来るじゃん」
まず久々に折り紙をああでもないこうでもないと折る楽しみが、手全体に、指先によみがえり、熱くなります。コロナに入ってZoomを初めて使い始めた人ばかりですが、「産むが易し」とはこの事。参加者はノートブック内蔵カメラや、USB接続カメラ使用など色々で、「お顔見てのおしゃべりはここまで」とか「折り紙をもうちょっとお腹の方に寄せて」などと創意工夫を凝らしながら、あっという間の90分、上手くいきましたよ。
指導を全般的に担っているマリアさんは、このコロナ期の折り紙熱が消火しない様、週1で折り紙とモチーフを個人的に郵送していたそう。ZOPにも沢山の彼女の作品が飾られて、来訪される方の口元を「ニコリ」と緩ませてくれます。そもそも1枚の薄い紙が、折る事で多面化し花となって表情を持ち、そして重いものにも耐えられる箱に姿を変えられる。なんだかミステリアスで、感動しませんか?
こんな素敵な誇り高き折り紙文化を、コロナ渦で消されるのは勿体ない。逆に折り紙フィーバーを、折り紙ウイルスを、竹の会員だけでなく、そして国籍や在住地なんか関係なく、幅広く参加できるZoomを利用して、どんどん感染・蔓延させていきませんか?日本からの参加者もいますよ!
という訳で、毎月第3木曜日午後15時から90分をZoomで折り紙の日と決めました。
次回は2021年4月15日です。
参加ご希望者には、招待リンクを送りますのでkontakt@takenokai.deまでご連絡ください。
折り紙が自宅にない、初心者なんだけど大丈夫かしら、Zoomやったことないけど、という方も気後れせずにご相談ください。折り紙の郵送、1対1での事前練習など出来ますよ。
何事も、最初は初めてなものです。でもやってみたら楽しい、という経験はこの「初めて」を乗り越えなければ知ることはできません。そんな不安や未経験の解消やお手伝いをするのが竹の会です。
(YFH記)