「赤いチケット自動販売機DB、もひとつ赤い自販機Rheinbahn、緑の自販機VRR」
2019年秋以降、デュッセルドルフ中央駅及びSバーンの各駅に緑のチケット自販機を見かけるようになりました。この緑のチケット自販機は、VRRにより設置されたものです。
今後は、この緑の自販機で、近距離、及び 遠距離のチケットが買い求められるようになっているようです。
これまでと違って注意すべきは、4回券を買った場合、買った時点で一回分自動的にスタンプされて出てきてしまうので、予備買い出来ないという事です。
(私の知人は、これで失敗したそうなので、皆様どうぞお気を付けください。)
緑の自動販売機の隣には、ラインバーンの赤の自販機がまだ在ります。そちらでは、これまで通り初回のスタンプ無しで出てきました。こちらは予備買いOKです。(が、ラインバーンといっても、電車、Uバーンの車内で買ったものは、やはり第一回目のスタンプは押された状態で出てきます。うっかりチン!しないように気をつけないと
いけませんね。)
もう一種類の赤の自販機DB(Deutsche Bahnドイチェバーン)仕様の方は、Ich werde in Kurze abgebaut /out of orderと撤去される予告のようなものがディスプレイに表示されていました。
VRRのチケット販売は、これまで国営のDBに委託されていましたが、2019年12月15日以降、委託販売の方式は廃止され、VRR自身に委ねられました。これまでDusseldorf中央駅のDBのチケットサービスセンターの左手隅にあったVRRサービス窓
口は、駅構内の書店Press&Booksの入り口入って右手に移動されました。
VRRとは、Verkehrsverbund Rhein Ruhr(ライン・ルール交通組合)の略です。
デュッセルドルフ周辺のライン・ルール地方には、国営のDBの他に、地域により異なる民営交通機関がありますが、それらが互いに提携しているグループの名称がVRRです。VRR地域内であれば、チケットをいちいち買い替えなくても済みますし、VRR域内
共通のパス「Ticket 2000 」「BärenTicket 」「SchokoTicket」等が使用できます。
-「Sバーン」(S Bahn)DB(Deutsche Bahn)(国営)
-「ラインバーン」(RheinBahn)(民営)主にデュッセルドルフ、メアブッシュ市
内の交通(バス、電車、Uバーン)
その他には、例えば、メットマン(Mettmann)とカールスト(Kaarst)
を繋ぐ「レギオバーン」(Regio Bahn)、他にも、abelio、eurobahn,、Vias、NordWestBahn、VIAS等々がVRRグループです。
ちなみにケルン地域はVerkehrsverbund Rhein-Sieg、通称VRSといい、似たようなシステムになっています。
(AB記)