2022年4月10日(日) デュセルドルフシャウシュピールハウスにてHamburg 劇場専属俳優原サチコ氏による「ヒロシマ・サロン」 というパフォーマンスが開催されました。
今世界はウクライナ戦争を起点として核使用による第3次世界大戦回避に躍起です。俳優かたわら平和活動家としてまた日独交流をテーマに活躍する彼女のパフォーマンスはまさに的を得た日本人だからこそできるイベントでした。すでに欧州多くの様々な都市で公演をされてこられたとのことですが日本の欧州拠点と言われるこのデュッセルドルフでもついに実現、語り続けていかねばならないテーマを第一部ソロパフォーマンス(ヒロシマモンスターガール)として取り上げ、第二部パフォーマンスでは当地で活動する日独人らを通じて、共同体の多くの人々とテーマを共有したり、日独交流を紹介するという企画でした。さらには東北震災、福島問題をも含めた社会への問いかけ、世界平和への願いを込めたものでした。 今回公演のゲストとして参加したのは 教育者、メディア編集者、レストラン経営者、アニメーション事業家、コスプレイヤー、アーティストなどなど・・・多岐に渡る各分野の方々でした。そんな中にあって当会の活動分野を耳にした原氏より是非にとのお誘いを受け竹の会も参加するに至りました。当会にとってのハイライトは何と言っても竹会員2名を含む「おまじないバンド」が自作自演の音楽でゲスト出演したことです。東北・福島震災体験による思いを歌におりこみ、今後の社会へ対する懸念をアッピールをするという勇気でした。私自身は、幼児時代に戦争を体験した世代でありその苦い思いと今ウクライナでおこっている現状や避難民との姿が重なってくるというプライベートな話に始まり多くは竹の紹介に落ち着きました。 例えばあじさい祭り、折り紙ネットワーク、児童との交流現場などなど過去の活動を写真で紹介するなど・・・ 竹の会の存在を改めて多くの方に認識していただける場を得ることができ嬉しかったです。www.takenokai.de
全席一杯の観客を前にパフォーマンスは終始秩序があってないようなリラックスした雰囲気の中で進められ、本当に面白く楽しいものでした。原サチコ氏の一言を借りれば
「毎度のことながらワタワタしていた私を皆さんサポートしてくださり、ドイツ唯一のジャパンタウンの威力を感じました。こんないっぱい日本人がドイツの劇場に集まるなんて素敵!また会いましょう!」
さらに興味を持たれた方は 原サチコ氏のfacebookで閲覧を!